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# by npo-step | 2009-06-19 16:35 | 【ステップについて】

DVへの対策とは

DVチェックでひとつでも当てはまる項目があった方は、今すぐDV対策を立てる必要があります。

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「7つの習慣」「基本的欲求」についてはこちらからご覧下さい
# by npo-step | 2009-04-28 12:54 |   DVへの対策とは

選択理論と山口のり子さんのコラボレーション!!_b0154492_10135248.jpg

4月11日、日本選択理論心理学会の研修会が開催されました。
私たちステップは共催です。
講師は山口のり子さん。
研修会のテーマは「DV加害者および被害者への対応-心理療法の危険性-」

私は選択理論心理学会員でもあり、選択理論心理学を学ぶ私たちににとって、DVはあまり知られていない領域でした。
研修会が終わった後、トップの講師陣の一人は、「これからのカウンセリングに大いに役立てたい」と言っていました。

午後は「彼から束縛を受けている24歳女性」のケースで、各グループに分かれてカウンセリングのロールプレイを行いました。
「いい人間関係作り」に焦点を当てず「束縛はよくならない」「安全に別れるには」など、各グループでこれまでとは違うカウンセリングの進め方を感じました。

深い学びのできた、とても充実した一日となりました。

講師の山口さんにお礼のメールと感想を伝えると、「皆さんにいろいろと気づいていただけたようでうれしいです。」とお返事をいただきました。

以下、参加者の感想をご紹介します。

by さよ
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山口のり子さんの研修会は気付きが多く、
大変有意義な時間でした。
山口さんのお話を聞いて、以前友人が嘆いていたこともDVの範疇であったのだと得心がいきました。
眼が開きました。
DV、あるいはDVの芽は考える以上に蔓延っており、目から鱗な事柄がたくさんありました。
山口さんが口頭で読み上げたDVチェックリストでは、これもDVなの?!とどこの家庭でも行われているような項目にびっくり。
認識を大きく改める必要があると感じました。
また、私自身がこれまでもやもやと考えたり、感じたりしていたことに答えを明示してもらえたという充足感でいっぱいです。
日本もこれからアメリカやその他の国々のように社会的に、防止に努める日が早く訪れるよう祈らずにはいられません。

by まりこ
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昨年の8月から選択理論学会の方たちとステップとで準備を進めてまいりました。
研修会が充実感と達成感を残して無事に終わりました。
50名位の参加でステップのメンバーも10名参加しました。
総合司会を私がつとめさせていただきました。
午前中は加害者プログラムの専門家の山口氏の講演会。
今回のテーマで心理療法の危険性という新しい視点からのメッセージが印象的で
した。
加害者対応は1対1のカウンセリングは加害者を責めることになりがちで効果がなく、グループでの話し合いが効果があるそうです。
責めるのでなくよき質問により気付きを与えていくことも大切かなと思いました。

午後はワールドカフェの担当をステップのさよさんがつとめました。
国別のグループにわかれて「加害者、被害者対応を選択理論で行うには」というテーマでメンバーチェンジしながら旅行感覚で話し合いました。
さよさんのよく準備された司会で楽しみながらたくさんのアイデアを出すことができました。
さよさん、素敵な司会をありがとうがざいます。

その後、デートDVの例を使い、ロールプレイで学びました。
ぎっしり詰まった楽しい研修会でした。

by かよみ
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↑ワールドカフェの様子
# by npo-step | 2009-04-15 10:18 |   スタッフの声

「デートDVを考える」講習会の報告(相模原総合高校)_b0154492_96693.jpg


3/16(月)、神奈川県立相模原総合高校にて、『デートDVを考える』 講習会を行って参りましたので、ご報告させていただきます。

現地集合 8:30でしたので、何十年ぶりの通勤ラッシュの電車に揺られ、橋本駅に到着後、タクシーで向かいました。

学校周辺は、ビニールハウスや畑があり、見上げれば小高い山々が見え、天気にも恵まれ、何とものどかな雰囲気でした。

理事長ご夫婦と、容子さん、奈津乃さん、私(順子)と、そして、相模原男女共同参画担当者の方々が温かく迎えてくださり、早速教室へと伺いました。

他には、「地球温暖化」や「裁判員制度を考える」など、全部で8講座がありましたが、その中でも 『デートDV』 が1番人気だったそうです。

生徒さん35名、そのうち男子が4名、6班のグループに分かれてワークシェアを行いました。

9時半~11時半までの2時間、子供たちが飽きずに参加するにはどうしたらいいか?
理事長がプログラムを作る時、苦労されたようです。

プログラムとしては、

① シェルターの説明
② DVチェック (ワーク)
③ デートDVとは?説明
④ DVの芽(ワーク~力と支配:映画に行こう/暴力容認:これって仕方ないこと?/ジェンダーバイアス:彼氏・彼女はこんな人がいい)

 休憩

⑤ ビデオ(15分) クローズアップ現代 実際にあったデートDV を見た後、感想の分かち合い
⑥ デートDVで失うもの
⑦ 被害者にならないために:人間の基本的欲求が7つの致命的習慣によって壊される
⑧ 加害者にならないために:7つの身につけたい習慣
⑨ 研修会の前と後で意識がどう変わったかをフィードバック
⑩質疑応答

以上、盛りだくさんの内容でした。

私の個人的見解としては、

★ ④ これって仕方ないこと? では親からたたかれた経験がある、と答えた生徒さんが
     ほぼ全員だったにも関わらず、なぜたたかれたのか理由は覚えていないとの事。
 
     記憶に残るのは、たたかれたことの痛みだけのようです。

     言葉で言ってもわかってくれない相手に対して、どう接したらいいのか?については
     みんな頭を抱えて、難しくてわからないとの回答でした。

★ 生徒さんが盛り上がっていたのは、彼氏・彼女はこんな人がいい で、
  前に出てきて黒板に書くのは、ずっと座っている生徒さんたちにとって、動きがありよかったと思います。

  女子は、優しくて、守ってくれて、引っ張っていってくれる、そんな彼氏がいいようです。
  男子は、頭が良くて、よく気が利く、かわいい女の子、そんな彼女がいいようです。

  それから、性的なことも出ていましたが、先生がいらっしゃって、ヤバイから言えない子もいました。

★ 休憩後のビデオは、衝撃的だったようで静まり返っていました。

  百聞は一見にしかず、映像の影響力はすごいと感心しました。
  暴力をふるわれても、逃げられない理由が少しわかったようです。

★ フィードバックでは、生徒さん全員にマイクを回し、一言づつ感想をいただきました。
 
   ビデオを見て、身近な問題だと思った。
   自分も被害者にならないよう、気をつけようと思った。

   デートDVにあったら・・・ すぐに相手と別れる
                 友達や周りの人に相談する
   
   どこからがDVなのかわからない (栗原さんの回答は、相手が恐怖を感じたらそれは暴力になるとのこと)

★ 男子生徒さんで現在彼女とつきあってるが、浮気を気にして携帯電話を勝手に見られるのもデートDV?
   と聞いてきた子もいました。

★ 現在彼氏・彼女がいる、または過去にいたでは10人ほどで、実際自分が被害にあわないとわからない、
  つきあってみないとわからない、との答えが多かった気がします。

最後に男女共同参画の方や先生からも感想をいただき、終わり・・・と思いきや、

さすが!理事長パパさんの登場です!

音声映像担当のただのヒゲのおじさん、と生徒さんは思っていたようですが、マイクを持って話し始めた途端、

「かわいい~ キャーっ しゃべった!」 と、女子から きゃぴきゃぴ 声が上がりました!

シェルターの紹介としてもう少しつけ加えると、逃げてくる人は年配の人たちだけじゃない、20代、30代の女性が多い、だから人ごとじゃなく身近な問題として捉えてほしい!
逃げてくる被害者の方が、平穏な日々が送れるようになるまで、スタッフはがんばっているんです。


と締めくくってくださり、最後は拍手で終わることができました。

2時間、盛りだくさんの内容でしたが、寝る生徒さんは一人もおらず、子供たちが飽きるんじゃないか・・・

理事長の心配はどこへやら?大成功だったと思います。

今後の活動に役立つ、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

以上、長々と失礼致しました。

(以上、順子さんより)

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☆アンケート
講演会についてアンケートをとりました。

☆理解度
35人中、
3人ーまあまあわかった。
32人ーよく理解できた。

☆被害者ー3人(女性2人、男性1人)
★メールをチェックされた。
★あいつとつきあうなといわれた。
★学校を休んでデートしようと言われた。
★体を求められて断るとたたかれた。

☆加害者(男性)
★自分が加害者とわかった。
見直したい。

被害者も加害者も友達に相談しています。
以上です。

容子さん、奈津乃さん、順子さん、初めてとは思えない落ち着いたわかりやすいワークの指導をありがとうございました。
順子さんの丁寧なご報告を感謝です。

アンケートから31人はDVの経験がないと答えていました。

3人の被害者、1人の加害者には気付きの時を、31人の未経験者のためには、よき予防教育をさせていただいたのではないかと思いました。

(以上、理事長より) 
# by npo-step | 2009-03-18 09:07 |  これまでの活動

講師派遣

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ステップでは専門知識を持ったスタッフを、
研修会や講演会などの講師を派遣しております。

例えばこんなときに
DVやストーカー防止について基本的なことを知りたい
DV・ストーカー加害者更生プログラムでは何をしているのか知りたい
・DV・ストーカー加害者、被害者対応の相談窓口電話相談員を対象とした、
   養成及び相談技術の向上を図りたい。
など

研修会の例       
その1 「デートDVって何?~子どもたちを加害者にも被害者にもしないために~」
内容: 1)デートDVとは? 2)DVとは「力と支配」 3)デートDVの要因 4)デートDVの予防 などの項目に沿って、DVD上映やグループワークをたくさん行います。かわいいパワーポイントが好評です

その2 「今、生き直す~DVシェルターの現場から~」
内容: DVシェルターに避難してくる被害者の事例をあげて紹介する。
例 DV被害者Aさん
~「殺人以外は何でもやってきた」と言う、不倫相手のDVから逃れた女性の涙
例 セクハラ被害者Bさん
~1度のデートで数十万円払わされた女性の告白       
その他、★DVの定義の説明、★DVを防止するために、今日からできること、★DVチェックシートでDVの傾向があるか各自チェックしてもらう など参加型の研修会です

その3 「DVワンデーセミナーの実例」
《学びの内容》
第一部 DV被害者の実態と対応 10:00~12:00
     1、DVの現状
     2、DVの定義
     3、DV被害者の体験談を聞く
     4、DV被害者の実態
     5、DV被害者への対応
     6、質疑応答

第二部 DV加害者更生プログラムと選択理論 13:00~14:30
     1、ビデオ鑑賞
     2、更生プログラムを立ち上げた理由
     3、プログラムに来る理由
     4、来る人たちの職業 
     5、選択理論心理学
     6、プログラムで学ぶ内容
     7、質疑応答

第三部 DV加害者    14:40~16:00
     1、DVの原因
     2、DV加害者の特徴
     3、DVの特徴
     4、DVと喧嘩の違い
     5、新聞記事より
     6、質疑応答

講師料
基本的には1回 (90分〜1日) 30,000円~120,000円 (宿泊・交通費は別途)
 (状況により相談に応じます)

連絡先
TEL  045-548-6969
TEL  080-5530-8047


講師派遣の実績こちら

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# by npo-step | 2009-03-04 12:17 |   講師派遣