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令和5年10月14日(土)に
「DV防止啓発講座を開催します。
DVによる事件が多発しているこの機会に
DVについて学べる良い機会となります。
皆様の参加をお待ちしてます。

日 時 令和5年10月14日(土) 13:00~15:00 
     (当日参加 可能)
会 場 千葉市生涯学習センター地下1階 小ホール
     (千葉市中央区弁天3-7-7)
講 師 栗原加代美さん (NPO法人 女性・人権支援センターステップ 理事長)
主 催 認定NPO法人 DV被害者支援活動促進のための基金
     (電話 090-7907-7339)
参加費 無料
後 援 千葉県、千葉市、千葉県医師会、千葉市医師会 他
 
「DVはなおせる」講演会、開催_b0154492_09112736.jpg

# by npo-step | 2023-09-27 09:17 |  これからの活動予定

昨年出版した「DVからの家族再生」が「おふぃす・ふじかけ賞」に入賞しました。
そこで今日(7/21)上野で行われた授与式に理事長が行ってきました。
DV関係の本が選ばれたことは光栄なことです。
会場には出版元のいのちのことば社の方々も来て下さり感謝な日となりました。
「DVからの家族再生」入賞_b0154492_10003980.jpg

# by npo-step | 2023-07-23 10:08 |  これまでの活動

先日、横浜鶴見区で女子大生が元交際相手から刺殺れた事件について、神奈川新聞が取材に見えました。その内容が今日(7/6)朝刊社会面に掲載されました。「一方的な恨みか」~暴力の連鎖見据え支援~。加害者を批判するだけでなく、弱さにも目を目を留めることが欠かせない。だれでも同じような暗闇や弱さを持っている、加害者の変化への支援と被害者保護の両輪が必要、危険を感じたらとにかく命を守ることを優先して行動をと掲載されます。

鶴見・女子大生刺殺一週間_b0154492_13000848.jpg


# by npo-step | 2023-07-06 13:21 |  これまでの活動


・ステップのプログラム参加者対象の学習会を開催します。
・ステップの学びの核となる"選択理論"のを分かりやすく学びます。
・これを知っていると、学びが更に深まります。
・参加申し込みはメールにて受付けします。 step-zoom@c09.itscom.net

【フォローアップ学習会とは・・・】
ステップの学びを進めていく上で、選択理論の用語が多数出てきます。
選択理論って何だろう?怒りを鎮めるために、何故選択理論が有効なんだろう?
をフォローする学習会です。
そんな「何故?」を分かりやすくお伝えします。
この学習会を受けてプログラムに参加すると、とてもスムーズに受講することができます。

【学習会の特徴】
・選択理論の概要を全6回に分けて、受講しやすくいたしました。
  また、怒りと選択理論を絡めて、分かりやすく構成いたしました。
・1回完結型ですので、どこから受講してもかまいませんし、
  ご自身の興味のある所だけ受講していただいても構いません。
・全6回受講されますと、それが繋がって選択理論となります。

【日程】
毎月・第一、第三土曜日 20;00~21:00 
① 2/4 (土)   5つの幸せ (5つの基本的欲求)
② 2/18(土)  願望 (上質世界)
③ 3/4 (土)  比較 (比較の天秤)~習慣 (整理された行動)
④ 3/18(土)  脳の働き (全行動)
⑤ 4/1 (土)  ゆがみレンズ (知覚のシステム)・現実世界
⑥ 4/15(土)  支配・セルフコントロール (外的コントロール・内的コントロール)
【参加費」
 一回 1.000円 (事前振込)
【申込アドレス】
 step-zoom@c09.itscom.net


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# by npo-step | 2023-01-28 11:11 |  これまでの活動

負の連鎖を断ち切るには

9年前に投稿した記事です。現在DV・ストーカー加害者プログラムは毎週9クラス開催し、150人前後の加害者が更生しようとステップのプログラムに参加してます。改めて紹介いたします。
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いのちのことば社が発行している小冊子、「いのちのことば」の巻頭言 「時代を見る眼」に「加害者と生きる社会」を3回シリーズで理事長が寄稿してます。2月号に「負の連鎖を断ち切るには」が掲載されました。

「負の連鎖を断ち切るには」  栗原加代美
DV加害者更生プログラムを始めて3年になる。
相談に見えるDV被害者の妻たちの半数以上が抑うつ状態にある。
自傷行為を繰り返し、自殺を考える人も多い。
愛を誓い合い、子供までもうけた夫から叩かれ、無視され、「おまえは能なしだ、妻失格だ、母親失格だ、死ね」と怒鳴られ、自分も夫も信じられなくなる。
自分が悪いから夫がなぐるのだと自分を責める。
夫におびえ、自分の意見が言えなくなり、離婚を決断して逃げる妻も多い。
これが夫からDVを振るわれた妻たちの実態である。 

このような妻たちが夫に変わってほしい、自分にできることはあるのかと悲痛な叫びと共に加害者プログラムに相談に訪れる。
そして夫が変わることを忍耐してひたすら待つ。

その中のあるものはDVを受けたストレスを子供に虐待という形でぶっつける。
虐待された子供は学校で友人にいじめという形であたる。
それでは大元のDVを振るう夫たちはどこからDVを学んでくるのだろうか。

DVの本質は暴力行為そのものでなく「日常化した力と支配の主従関係」にある。
妻が「奴隷化」することである。
さらに相手が言うことをきかなければ叩いていいという「暴力容認意識」。
これらの歪んだ価値観は社会のそこかしこにある。
父親と母親、親と子供、上司と部下、教師と生徒、部活の先輩と後輩等。
そう考えるとDV加害者も社会からの被害者であるかもしれない。
しかし、加害行為は複数の選択肢から選んだ彼らの責任である。

DVの問題は、個人の問題でなく、社会全体の問題として捕らえたい。
ステップの加害者プログラムで連鎖を立ちきりたいと中学三年生の男子生徒が訪れ、プログラムに通ったケースを紹介したい。
父親が母親にDVをふるい、母親が彼を虐待し、彼が妹に虐待をしていた。更に学校でもいじめのリーダーとなっていた。
父親がプログラムに参加してDVが改善して家族に笑顔が戻り、彼もどうしたら虐待やいじめをやめられるのかと通い始め4ヶ月ほどで虐待やいじめから解放された。
連鎖を立ちきりたいと気づき、行動に移した彼に拍手を送りたい。

このケースに見られるようにDVの連鎖を断ち切るためには、DVだと気づいた夫たちが支配することを止めて「互いを尊重する関係」の素晴らしさを身を持って子供たちに伝えることがDV根絶の大きな力になると信じている。

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# by npo-step | 2023-01-26 10:29 |  これからの活動予定