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カテゴリ: これまでの活動( 148 )

5月22日、横浜市会議員、藤崎幸太郎先生がステップに視察に見えました。
その時の様子を先生のブログで報告しておりますので、ご紹介します。
http://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry4045.html

ブログを更新しました。25日に行った、横浜市内で家庭内暴力(DV)の加害者更生プログラムに取り組んでいる、「NPO法人女性・人権支援センターステップ」さんの視察報告です。

私は以前から、DVや虐待、いじめなどの暴力問題への対策として、加害者の更生、ケアが重要だと考えてきました。暴力から守る、暴力をなくす、暴力を生まない、という3つの視点からの対策が重要だと考えています。

DV加害者更生プログラム。NPO法人ステップ視察。

2019-05-24 00:08:10 | カテゴリ:活動報告

NPO法人女性・人権支援センターステップ


5月22日、横浜市内で家庭内暴力(DV)の加害者更生プログラムに取り組んでいる、「NPO法人女性・人権支援センターステップ」さんへ視察にお邪魔しました。私は以前から、DVや虐待、いじめなどの暴力問題への対策として、加害者の更生、ケアが重要だと考えてきました。暴力から守る、暴力をなくす、暴力を生まない、という3つの視点からの対策が重要だと考えています。ステップは、横浜市内で唯一、加害者更生に取り組む団体です。

海外と日本の状況

私が加害者更生に関心を持ち始めたのは、以前フィンランドでのDV対策のお話を伺ったのがきっかけです。お話を伺って目から鱗が落ちたのは、DV被害者の保護・ケアと合わせて、加害者へのサポートプログラムを提供していることでした。被害者が保護されると、3日以内に加害者に連絡しサポートを提案します。提案を受けた4人に3人がこのサポートを受け入れていることにも驚きましたが、加害者自身も悪いことをしている意識があるため、自分の精神状態をサポートしてもらえることを受け入れるのだという話でした。

日本においては、被害者を逃して、加害者から隔離していくことは行われていますが、加害者更生という発想が私にもありませんでしたし、制度としてもありません。現時点において、国の「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)」では、被害者の保護については記されているものの、加害者更生に関しては位置づけがありません。そのため、日本における加害者更生プログラムの提供は、民間の団体による提供だけとなっていて、そのうえ全国に10団体ほどしか団体がないということで、加害者更生プログラムに出会うことや、利用する機会は大変限られてしまっています。横浜市では、2019年度予算において「加害者更生プログラムへの運営費補助」として、83万円が計上されています。他の自治体では団体支援の予算は出ていないそうで、横浜は良い方だとも伺いましたが、それにしても僅かな予算と言わざるを得ません。

NPO法人ステップの取り組み

視察に伺ったステップでは、当事者が変わっていくことを目標に、グループワークを中心にしたプログラムの他、個人ワーク、カップル面談のほか、夫婦塾など、様々なアプローチで更生のための取り組みが行われています。プログラムは、なんと52回受けることとなっていて、毎週1回受けても1年かかるという内容になっていますが、横浜市内にとどまらず首都圏をはじめ、宮崎、福岡、秋田など全国から利用者が通っていらっしゃいます。基本は1回の受講が3,000円で、52回受講すると156,000円と決して安くはありませんが、毎週必ず通う方が多く、遠くからの方は土日に4回受講されるなど、皆さん一生懸命通っていらっしゃいます。

これまで8年間のあいだに、およそ500名の方が受講されて、8割の方が「変われた」とおっしゃいます。この「変われた」の評価は本人評価ではなく、配偶者の方が「変わった」と認めたかどうかであり、本人の自己評価ではありません。過去には、プログラムを受講している男性の配偶者が、離婚予定で家の鍵を返却するため男性に会いに来た際、男性の変化を目の当たりにし、離婚をやめて、現在では同居に戻っているというケースもあったといいます。とはいえ、ステップとしては復縁を目的とはしておらず、あくまでも自分自身が変わることを目的にし、プログラムが提供されています。

NPO法人女性・人権支援センターステップ


当事者同士での学び合い〜Aさんの事例〜

お邪魔した日には、52回のプログラムを終えたAさんとその奥様とが参加されて、お二人から体験談を聞く時間が設けられていました。Aさんがステップに通うことになったきっかけは、奥様。結婚以来長年に渡って、Aさんの怒りっぽく、威張り、声を荒げて話し、自分のルールを押し付ける行為に悩まされてきた奥様は、ある時報道などを見ながら、自分のおかれている環境が一種のDVであると気づき、すがるような思いでステップに訪れたと言います。

物理的な暴力は無かったこともあり、Aさん自身にDVの自覚はありませんでした。奥様に連れてこられたAさんは、「自分には関係がない。DV加害者ではない。」と思ったといいます。家庭がうまくいかないとは思っていたものの、まさか自分に原因があるとは思って見なかったそうです。当初は、理事長の話などを聞いても「本当だろうか」と疑って入っていたものの、プログラムを受講している他の方の体験談、成果を知っていくことで、プログラムを受講することの意味を受け入れられるようになったといいます。

Aさんにとって最大の障害は「怒り」だったといいます。プログラムを通じて、相手を受け入れたり、感情をコントロールしたり、ポジティブな思考法を学んでいたっといいます。ステップまで1時間半以上かかるようなところから通っていたAさんですが、学んだ知識や、実践した経験を、仲間と共有し、つなげて行くことを通じ、仲間や自分の進歩が感じられ、一体感が得られ、毎週通い続けられたそうです。奥様の評価では、プログラムを受けた後、Aさんの怒りは8割位は収まり、「機嫌が悪いな」と思うくらいで、Aさんが謝ることも、褒めることもできるようになり、周りを支配しようとすることも減り、独立したお子さん達からも「お父さん感じが良くなった」と言われるようにまでなったといいます。

プログラムを受講する経緯と学んだこと

Aさんの他に、現役でプログラムを受講している方、受講を終えた方が、5名参加されていました。それぞれが、なぜプログラムを受講することになったか、また何を学んだかの共有も行われました。

受講するきっかけは、

・妻との離婚を機に、自分を変えたいと思って参加した。
・妻が逃げ、精神科に行ったが病気では無く心理的なものと指摘され、自分でステップを探して来た。
・妻にDVをしてしまい、自分を助けてもらいたくて来た。
・他のカウンセリングではスッキリできず、紹介してもらった。
・家を出た妻がステップのカウンセリングを受け、紹介された。

など、理由はそれぞれ異なりますが、「自分を変えたい」とか、「また同居できるようになりたい」という意思を持って、通い始められていました。

学んだことは、

・人の話を聞くことができず、支配欲が強く、思い通りにならないと不機嫌になっていたが、その根本を変えられた
・傾聴に重きを置いて実践し、褒めたり、感謝の言葉を伝えられるようになった。
・瞬間湯沸器なみに怒りがすぐ爆発していたが、ポジティブな思考を学び、相手のことを思いやれるようになった。
・自分の考え方に沿わないと面白くないと感じていたが、人は人なんだと受け入れられるようになった。
・怒りのコントロールを学び、妻の対応が自分の思い通りでなくても、怒らなくなった。

など、それぞれの方の実践を通じての経験が共有されていました。

理事長は、「変われる人は8割で、変われない2割は妻が悪いと思ったままの人」だとおっしゃいます。本気で自分を変えたいと思える人が、52回の受講を続けることができます。受講者を終えた方からは、途中で「もう自分は変わった」と思って、行かなくなりそうになったものの、結局変わりきれていないことに気づくことで、また通うようになったという話も伺いました。学んだことを記録し試し、試した結果を受講日にまた共有し学び、ということを繰り返しながら、同じ状況におかれた「仲間」とともに乗り越え、変わったと認められる日がやってくる。ステップの理事長はじめスタッフの皆さんへの感謝の言葉も多く、52回のプログラムを終えた後にも通っている方もいらっしゃいました。

まとめ

DV、暴力をしてしまうことにおいて、加害者が暴力をふるってしまう原因を取り除き、暴力をなくしていくことが、ひいては被害者を守る最大の方法だと考えます。被害者を逃し、守ることも重要な支援策ですが、「暴力はなくせない」と捉えて、加害者をそのままにしておくのでは、再発を防止できません。これはDVに限らず、虐待やいじめなど他の暴力にも言えるのではないかと考えています。

プログラム受講者の方々の話から見えてくるのは、「支配欲求」と「怒り」の2つが大きな課題であることです。相手が自分の思い通りにならないことで、怒りを覚え、暴力をふるってしまう。受講者は、傾聴や受容を学び、相手を知り、相手を認めることを実践し、ポジティブな思考を身に着けていくことで、支配欲求から開放され、怒りが低減し、暴力を必要としなくなります。

重要なのは、その方法を知っているかどうか、だと思います。夫婦・家庭環境におけるコミュニケーションや、父や母としてのコミュニケーションの方法を知ることができていたら、生まれなかった暴力もあるのではないかと考えます。

国の法制度において、加害者更生が位置付けを持たないことや、それに伴って横浜市においても、積極的な加害者更生プログラムの展開ができずにいます。法制度の整備も重要ですが、それを待たずにでも横浜市でできることをやっていくことも必要だと考えています。

NPO法人女性・人権支援センターステップ

テレビの取材が入っていました。


by npo-step | 2019-05-24 20:57 |  これまでの活動

 【理想の家庭作り「プラスの思考で」】
今日は、「笑顔のたえない家庭をつくるために」と題した講演会を
国際ソロプチミスト・横浜みらい主催で開催、理事長が講演を行いました。
理事長は、理想の家庭を作るには「健康でプラス思考でいることが大切」とアピール
子育て中のお母様が大勢来て下さり、
皆さんメモを取りながら、熱心に聞き入ってました。

講演会の内容は
1.理想の家庭
2.現実
3.理想の家庭を作る考え方
4.理想の家庭を作る行為

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by npo-step | 2019-05-09 15:12 |  これまでの活動

「教育虐待」悔やむ父

ステップはより良い家庭を築くためにDV被害者支援の他にDV加害者更生プログラムや児童虐待、不登校など幅広く問題に取り組んでますが、教育虐待から不登校になった親子のカウンセリングの様子を、31.4.20.東京新聞・夕刊に掲載され、電子版にも掲示されましたので紹介します。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019042002000260.html?fbclid=IwAR3oy3LmK_HEl9N1So8rR29fmiatX8gDce8LnxFonm92LLrauf6nAfS3NJ8

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by npo-step | 2019-04-24 23:01 |  これまでの活動

夫婦塾・二期生 募集

平成31年4月6日(土)から毎月第1土曜日、夫婦塾が始まります。(全6回・5組限定)
より良い夫婦関係を望んでおられる方、是非夫婦塾においでください。
 1.夫婦としてもっと楽しく心が通い合う関係で有りたい
 2.夫婦が互いに尊重し合う関係でありたい

★ 開催日時 毎月第1土曜日午前10時~12時
★ 参加夫婦 毎回5組限定
★ 学びは、全コース、6回開催
★ 参加費 毎回・ご夫婦で5.000円 (参加時支払)
★ 参加方法 専用電話にご連絡下さい。080-5530-8047 担当・栗原
★ コースの内容
   1回目、自己紹介
   2回目、夫婦愛の責任
   3回目、違いへの対応
   4回目、怒りへの対応
   5回目、幸せになるための7つの習慣
   6回目、まとめ 
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by npo-step | 2019-03-21 19:59 |  これまでの活動

ステップでは、3月21日(木)「夫婦で学ぶ子育てセミナー」を開催します。

プログラムの内容は、良い親子関係を築くためのセミナーです
1.不登校から回復した親子の体験談
2.選択理論におけるしつけと虐待の違い

皆様の参加をお待ちしております。
申込先 NPO法人 女性・人権支援センターステップ
電話  080-5530-8047 (担当・栗原)

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by npo-step | 2019-03-09 13:57 |  これまでの活動

NHKニュース7で紹介予定

千葉県野田市で児童虐待死亡事件が起きたことから、
DV加害者更生の活動を行っているステップにテレビ局等から20回以上も取材と放映が有り、
これからも数社の取材が予定されてます。

明日2月21日 (木) NHKテレビ、夕方7時のニュース (ニュース7) でも
ステップの活動内容が紹介される予定です。

   (写真は取材風景です)       (放送は終了致しました)         

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by npo-step | 2019-02-20 10:14 |  これまでの活動

昨日収録した、フジテレビ・めざましテレビの番組が
今朝2月8日朝7時頃放送されました。
番組では女性アナウンサーが涙ながらに聞いた、児童虐待の一部が出ました。
親はしつけや遊びのつもりで行った殴る蹴る行為、
対しておびえ固まる子供の姿、
一歩間違えると野田の児童虐待事件になるところでしたが、
父親が反省し、自分を変えようとしてます。

今回ステップの名前も理事長のコメントも有りませんが、
最後に娘さんが「父親が治ることを待っている」の発言に
ステップの活動の大切さが重く伝わってきました。

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by npo-step | 2019-02-08 15:51 |  これまでの活動

【2月6日の日本テレビ「スッキリ」の番組紹介】

    「放送は終了しました」

千葉県野田市で起きた、小4女児虐待死事件で、昨日からテレビ各局が取材に見えました。
その中で、日本テレビの「スッキリ」の番組を皆様に見て頂きたいと思い紹介します。

それは、今回の事件と同じように夫は妻に激しいDV、嫌がる子供にも児童虐待を繰り返して、
子供は児童相談所で保護、妻は逃げて離婚、その後再婚・別居となった似たような事例です。

野田の児相と違う処は、此方の児相は子供が20歳になるまで父親には会わせない。
妻もDV夫の元には帰らないと決心します。

しかし夫はしつけであって、DV加害者ではないと言いながらも、
子供と妻を取り戻すために、ステップに訪ねて来ました。
しかしステップで学んで行く内に、自分が加害者だと気づき、
その後自分が変わろうと休まず更生の道を歩み始めました。
今日、妻は夫の変わった姿を見て、同席しての取材を受けました。

虐待死を起こした野田の事件と対比しながら、
何処が違うのか番組を通して知って頂きたいと思います。
下記時間帯で放送されます。(予想では8時15分過ぎ頃??)

日本テレビ「スッキリ」午前8時~10時25分

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by npo-step | 2019-02-06 07:10 |  これまでの活動

日刊SPAに3回に渡ってステップの活動内容が掲載されましたので紹介します。
尚、今まで掲載されましたステップ関連のメディア紹介は、こちら でも見る事が出来ます。

♦1回目の日刊SPA!掲載は、
1月20日  日刊SPA!「DV加害者にモテ男が多い理由。元純烈・友井氏は典型パターン」
   掲載記事はこちら
♦2回目の日刊SPA!掲載は、
2月4日  日刊SPA!「DV加害者に30~40代が多いワケ。止まらない暴力の連鎖」
   掲載記事はこちら
♦3回目の日刊SPA!の掲載は
2月15日 日刊SPA!「野田市小4虐待事件は被害者の保護だけでは根絶できない」専門家が警鐘
   掲載記事はこちら
   



by npo-step | 2019-02-03 22:27 |  これまでの活動

純裂のメンバーが起こしたDVと3000万円使い込み問題について、
1月16日・名古屋のCBCテレビ「ゴゴスマ」の番組から出演依頼が有りまして、
名古屋のスタジオに理事長が行って来ました。
タイトルは、「相手に暴力をふるうDV、心のメカニズム」、

番組のポイントは
1.DVをしてしまう心のメカニズム
2.あなたのパートナーは大丈夫?、DVチェックリスト
3.DVされたらどうしたらいいのか?
4.そもそもDVはなおるのか

重い番組内容でしたが、司会者の石井莞次アナの独特なキャラと松本明子さんの個性、
東国原英夫さんの突っ込みなどのおかげで、理事長も自由に語り、笑の中で番組は進行。
テレビ局の準備内容も充実した楽しい番組となりました。

番組終了直後から、
多数の視聴者からの問い合わせや、週刊誌記者からの取材申し込みなど有り、
今までにない大きな反響を受けました。

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by npo-step | 2019-01-17 18:29 |  これまでの活動