●当面の間、全ての活動の対面はお休みしてオンラインにて開催いたします。
(コロナ過の終息後はオンライン、対面併用の予定です)
現在、新型コロナの感染は終息に向かってますが、暫くの間、
加害者・被害者プログラム等の対面はお休みしてオンラインにて継続致します。
又、各種面談等はオンライン又は電話にて行います。
詳細はお問合せ下さい。 Email : step-zoom@c09.itscom.net
詳細はお問合せ下さい。 Email : step-zoom@c09.itscom.net
● 男性専用・DV被害者支援プログラム開催!!
2022年9月より新しく「男性専用のDV被害者支援プログラム」を開設します。
毎月第一土曜日・午前9時30分~11時 迄、オンライン Zoomにて行います。
参加ご希望の方は下記までご連絡下さい。お待ちしてます。 詳細はこちら
電話 045-548-6969 又は E-mail step-zoom@c09.itscom.net
2022年9月より新しく「男性専用のDV被害者支援プログラム」を開設します。
毎月第一土曜日・午前9時30分~11時 迄、オンライン Zoomにて行います。
参加ご希望の方は下記までご連絡下さい。お待ちしてます。 詳細はこちら
電話 045-548-6969 又は E-mail step-zoom@c09.itscom.net
● 事務所移転のお知らせ
2021年8月7日(土) 新事務所に移転しました。
新事務所の所在地 〒221-0823 横浜市神奈川区二ッ谷町9-4 五十嵐ビル3階
(JR京浜東北線・横浜線、東神奈川駅、西口・徒歩4分 東急東横線・東白楽駅、徒歩8分)
新・電話番号 045-548-6969
新事務所の所在地 〒221-0823 横浜市神奈川区二ッ谷町9-4 五十嵐ビル3階
(JR京浜東北線・横浜線、東神奈川駅、西口・徒歩4分 東急東横線・東白楽駅、徒歩8分)
新・電話番号 045-548-6969

ステップは女性の人権を守るためにDV・ストーカー・虐待・被害者支援活動を行ってます。
主な活動は
● よりよい家庭生活(環境)を築くためのカウンセリングを行ってます。
(夫婦面談、親子面談、家族面談、個別面談、虐待相談、夫婦塾、を行います) (予約制)
(電話又はオンラインにて開催)
詳細はお電話下さい。 080-5530-8047
主な活動は
● よりよい家庭生活(環境)を築くためのカウンセリングを行ってます。
(夫婦面談、親子面談、家族面談、個別面談、虐待相談、夫婦塾、を行います) (予約制)
(電話又はオンラインにて開催)
詳細はお電話下さい。 080-5530-8047
● DV・ストーカー加害者更生プログラム・DVストーカー被害者支援・夫婦塾・面接相談・
DV防止セミナーへの 講師派遣・等DV・ストーカーに関する活動を行ってます。
DV防止セミナーへの 講師派遣・等DV・ストーカーに関する活動を行ってます。
● DV・ストーカー・虐待 加害者更生プログラム (金継の会)を行ってます。 (オンラインにて開催中)
DV・ストーカー、虐待をやめたい、予防したい方のための加害者更生プログラムです。
グループワークを通して、加害行為の原因を探り、その対応を考えて行きます。
毎週・火曜日 オンライン・zoom 午後8時~10時
毎週・水曜日 オンライン・zoom 午後1時~3時 午後8時~10時
毎週・木曜日 オンライン・zoom 午後8時~10時
グループワークを通して、加害行為の原因を探り、その対応を考えて行きます。
毎週・火曜日 オンライン・zoom 午後8時~10時
毎週・水曜日 オンライン・zoom 午後1時~3時 午後8時~10時
毎週・木曜日 オンライン・zoom 午後8時~10時
毎週・金曜日 オンライン・zoom 午後8時~10時
毎週・土曜日 オンライン・zoom 午後1時~3時 午後4時~6時
毎週・日曜日 オンライン・zoom 午後1時~3時 午後4時~6時
(プログラムの内容は9回とも同一です。各回11人以上の場合30分延長有)
毎週・土曜日 オンライン・zoom 午後1時~3時 午後4時~6時
毎週・日曜日 オンライン・zoom 午後1時~3時 午後4時~6時
(プログラムの内容は9回とも同一です。各回11人以上の場合30分延長有)
●お問合せ先 step-zoom@c09.itscom.net
●参加登録書・下記グーグルフォームから登録をお願いします。
●参加登録書・下記グーグルフォームから登録をお願いします。
● 男性専用、DV被害者支援プログラム
2022年9月より新しく「男性専用のDV被害者支援プログラム」を開設します。
毎月第一土曜日・午前9時30分~11時 迄、オンライン Zoomにて行います。
参加ご希望の方は下記までご連絡下さい。お待ちしてます。
電話 045-548-6969 又は E-mail step-zoom@c09.itscom.net
参加費用は1回 3.000円
● DV・ストーカー被害者支援プログラム (女性専用・ダイヤモンドの会)
被害者支援の働きとして、夫の暴力で傷ついた方々が、グループワークを通して、
学びと互いの体験談を語りながら、傷を癒していくプログラムです。
毎月・第2・第4土曜日、午前9時30分~11時30分 (オンラインにて開催中)
2022年9月より新しく「男性専用のDV被害者支援プログラム」を開設します。
毎月第一土曜日・午前9時30分~11時 迄、オンライン Zoomにて行います。
参加ご希望の方は下記までご連絡下さい。お待ちしてます。
電話 045-548-6969 又は E-mail step-zoom@c09.itscom.net
参加費用は1回 3.000円
● DV・ストーカー被害者支援プログラム (女性専用・ダイヤモンドの会)
被害者支援の働きとして、夫の暴力で傷ついた方々が、グループワークを通して、
学びと互いの体験談を語りながら、傷を癒していくプログラムです。
毎月・第2・第4土曜日、午前9時30分~11時30分 (オンラインにて開催中)
参加ご希望の方は下記にご連絡下さい、お待ちしてます
mail step-zoom@c09.itscom.net 又は電話 080-5530-8047
mail step-zoom@c09.itscom.net 又は電話 080-5530-8047
費用は1回、2時間 3.000円 ( 支援2.000円、実質1.000円)
皆様の参加をお待ちしております。 詳細はこちら
● [プログラム専用電話]
DV・ストーカー・虐待 加害者更生プログラム専用窓口
080-5530-8047 受付時間 10時~20時
E-mail : npo-step@a01.itscom.net
(面談等で応答できない場合がございます。そのような場合改めてご連絡願います)
● [参加者の声・ご意見・体験談]
DV加害者更生プログラム・他に参加された方々の
ご意見・感想、体験談が掲載されてます。 詳細はこちら
● お知らせ
● [プログラム専用電話]
DV・ストーカー・虐待 加害者更生プログラム専用窓口
080-5530-8047 受付時間 10時~20時
E-mail : npo-step@a01.itscom.net
(面談等で応答できない場合がございます。そのような場合改めてご連絡願います)
● [参加者の声・ご意見・体験談]
DV加害者更生プログラム・他に参加された方々の
ご意見・感想、体験談が掲載されてます。 詳細はこちら
● お知らせ
● [講師派遣]
ステップでは専門知識を持ったスタッフを、研修会や講演会などに講師派遣を行っております。
問い合わせ TEL 045-439-3620 又は 080-5530-8047
Mail : npo-step@a01.itscom.net
詳細は、こちら 講師派遣の実績は、こちら

● [メディア紹介]
ステップの活動内容が、新聞・テレビで報道されました。(一部抜粋・詳細はこちら)
[新聞]
2020年3月20日 神奈川新聞「千葉虐待死.懲役16年」自覚無き暴力連鎖 ~更生の仕組みが不可欠~
2020年2月24日 朝日新聞 「勉強やれ」父が虐待したのは
2018年3月15日 読売新聞・夕刊「DV加害者更生に力」(相手を尊重講座で養う)
2016年12月20日 日本経済新聞・夕刊 ストーカーの根を絶て、加害者の更生後押し
2015年4月12日 東京新聞 「同じ屋根」再出発 更生・プログラム受講
2014年5月8日 毎日新聞「加害者8割脱DV」「再発防ぐ更生プログラム」
[テレビ]
2020年2月19日 NHKテレビ『あさイチ」特集、虐待を考えるキャンペーン ~私が虐待したワケ~
2019年9月23日 TBSテレビ「ビビット」 告白・DV加害者更生教育から見えた"認識のズレ"
2019年2月21日 NHK「ニュース7」 児童虐待 加害者の更生 ”見えた無自覚”
2018年9月7日 TBSテレビ NEWSな2人「児童虐待の現状を徹底取材」
2018年7月21日 大阪.読売テレビ「特盛よしもと」他人事でない被害者続々、芸能人襲う悪質ストーカー
2017年4月28日 NHK福岡・なるほど実感報道ドドド!「~DV7万件 加害者の心理に迫る~」
2017年1月16日 テレビ朝日 Jチャンネル 知らぬ間に夫に暴言、新たな離婚危機
「ラジオ」
2020年11月25日 NHKラジオ第一「NHKジャーナル」~DV加害者更生プログラムとは~
2020年10月9日 TBSラジオ「荻上チキ・Session」~GPSを悪用したストーカー行為~
[雑誌]
2022年11月1日 いのちのことば社「DVからの家族再生」~加害者が変わる5つの条件~ 掲載内容はこちら
2021年9月10日 さくら舎「DVはなおせる」~加害者・被害者は変われる~ 掲載内容は こちら
問い合わせ TEL 045-439-3620 又は 080-5530-8047
Mail : npo-step@a01.itscom.net
詳細は、こちら 講師派遣の実績は、こちら

ステップの活動内容が、新聞・テレビで報道されました。(一部抜粋・詳細はこちら)
[新聞]
2020年3月20日 神奈川新聞「千葉虐待死.懲役16年」自覚無き暴力連鎖 ~更生の仕組みが不可欠~
2020年2月24日 朝日新聞 「勉強やれ」父が虐待したのは
2018年3月15日 読売新聞・夕刊「DV加害者更生に力」(相手を尊重講座で養う)
2016年12月20日 日本経済新聞・夕刊 ストーカーの根を絶て、加害者の更生後押し
2015年4月12日 東京新聞 「同じ屋根」再出発 更生・プログラム受講
2014年5月8日 毎日新聞「加害者8割脱DV」「再発防ぐ更生プログラム」
[テレビ]
2020年2月19日 NHKテレビ『あさイチ」特集、虐待を考えるキャンペーン ~私が虐待したワケ~
2019年9月23日 TBSテレビ「ビビット」 告白・DV加害者更生教育から見えた"認識のズレ"
2019年2月21日 NHK「ニュース7」 児童虐待 加害者の更生 ”見えた無自覚”
2018年9月7日 TBSテレビ NEWSな2人「児童虐待の現状を徹底取材」
2018年7月21日 大阪.読売テレビ「特盛よしもと」他人事でない被害者続々、芸能人襲う悪質ストーカー
2017年4月28日 NHK福岡・なるほど実感報道ドドド!「~DV7万件 加害者の心理に迫る~」
2017年1月16日 テレビ朝日 Jチャンネル 知らぬ間に夫に暴言、新たな離婚危機
「ラジオ」
2020年11月25日 NHKラジオ第一「NHKジャーナル」~DV加害者更生プログラムとは~
2020年10月9日 TBSラジオ「荻上チキ・Session」~GPSを悪用したストーカー行為~
[雑誌]
2022年11月1日 いのちのことば社「DVからの家族再生」~加害者が変わる5つの条件~ 掲載内容はこちら
2021年9月10日 さくら舎「DVはなおせる」~加害者・被害者は変われる~ 掲載内容は こちら
2020年1月3日 月刊クーヨン2月号「そのイライラはパートナーからきていませんか?」
2019年3月18日 AERA3月25日号「相手はお前の持ち物じゃない」
2018年8月15日 日本更生保護協会「更生保護8月号」DV加害者の危機を救ったのは?
[インターネット]
●[助成・支援]
ステップは、横浜市、NHK歳末助け合い(赤い羽根)、国際ソロプチミスト、
2019年3月18日 AERA3月25日号「相手はお前の持ち物じゃない」
2018年8月15日 日本更生保護協会「更生保護8月号」DV加害者の危機を救ったのは?
[インターネット]
2021年9月12日 文春オンライン「相手の悪いところをなおしてあげる」掲載内容は こちら
2020年10月22日 soar-world.com「人はきっと変わることができる」 掲載内容は こちら
2020年9月29日 東洋経済オンライン「DV加害者だった52歳夫を変えた強烈な・自覚」掲載内容はこちら
2019年8月27日 家族のためのADRセンター「DV加害者更生プログラムの実態」 掲載内容はこちら
2020年10月22日 soar-world.com「人はきっと変わることができる」 掲載内容は こちら
2020年9月29日 東洋経済オンライン「DV加害者だった52歳夫を変えた強烈な・自覚」掲載内容はこちら
2019年8月27日 家族のためのADRセンター「DV加害者更生プログラムの実態」 掲載内容はこちら
●[助成・支援]
ステップは、横浜市、NHK歳末助け合い(赤い羽根)、国際ソロプチミスト、
#
by npo-step
| 2023-12-30 18:44
| はじめに
・ステップのプログラム参加者対象の学習会を開催します。
・ステップの学びの核となる"選択理論"のを分かりやすく学びます。
・これを知っていると、学びが更に深まります。
・参加申し込みはメールにて受付けします。 step-zoom@c09.itscom.net
【フォローアップ学習会とは・・・】
・参加申し込みはメールにて受付けします。 step-zoom@c09.itscom.net
【フォローアップ学習会とは・・・】
ステップの学びを進めていく上で、選択理論の用語が多数出てきます。
選択理論って何だろう?怒りを鎮めるために、何故選択理論が有効なんだろう?
をフォローする学習会です。
そんな「何故?」を分かりやすくお伝えします。
そんな「何故?」を分かりやすくお伝えします。
この学習会を受けてプログラムに参加すると、とてもスムーズに受講することができます。
【学習会の特徴】
【日程】
毎月・第一、第三土曜日 20;00~21:00
【学習会の特徴】
・選択理論の概要を全6回に分けて、受講しやすくいたしました。
また、怒りと選択理論を絡めて、分かりやすく構成いたしました。
・1回完結型ですので、どこから受講してもかまいませんし、
ご自身の興味のある所だけ受講していただいても構いません。
また、怒りと選択理論を絡めて、分かりやすく構成いたしました。
・1回完結型ですので、どこから受講してもかまいませんし、
ご自身の興味のある所だけ受講していただいても構いません。
・全6回受講されますと、それが繋がって選択理論となります。
【日程】
毎月・第一、第三土曜日 20;00~21:00
① 2/4 (土) 5つの幸せ (5つの基本的欲求)
② 2/18(土) 願望 (上質世界)
② 2/18(土) 願望 (上質世界)
③ 3/4 (土) 比較 (比較の天秤)~習慣 (整理された行動)
④ 3/18(土) 脳の働き (全行動)
④ 3/18(土) 脳の働き (全行動)
⑤ 4/1 (土) ゆがみレンズ (知覚のシステム)・現実世界
⑥ 4/15(土) 支配・セルフコントロール (外的コントロール・内的コントロール)
⑥ 4/15(土) 支配・セルフコントロール (外的コントロール・内的コントロール)
【参加費」
一回 1.000円 (事前振込)
【申込アドレス】
一回 1.000円 (事前振込)
【申込アドレス】
step-zoom@c09.itscom.net
#
by npo-step
| 2023-01-28 11:11
| これまでの活動
9年前に投稿した記事です。現在DV・ストーカー加害者プログラムは毎週9クラス開催し、150人前後の加害者が更生しようとステップのプログラムに参加してます。改めて紹介いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「負の連鎖を断ち切るには」 栗原加代美
DV加害者更生プログラムを始めて3年になる。
相談に見えるDV被害者の妻たちの半数以上が抑うつ状態にある。
自傷行為を繰り返し、自殺を考える人も多い。
愛を誓い合い、子供までもうけた夫から叩かれ、無視され、「おまえは能なしだ、妻失格だ、母親失格だ、死ね」と怒鳴られ、自分も夫も信じられなくなる。
自分が悪いから夫がなぐるのだと自分を責める。
夫におびえ、自分の意見が言えなくなり、離婚を決断して逃げる妻も多い。
これが夫からDVを振るわれた妻たちの実態である。
このような妻たちが夫に変わってほしい、自分にできることはあるのかと悲痛な叫びと共に加害者プログラムに相談に訪れる。
そして夫が変わることを忍耐してひたすら待つ。
その中のあるものはDVを受けたストレスを子供に虐待という形でぶっつける。
虐待された子供は学校で友人にいじめという形であたる。
それでは大元のDVを振るう夫たちはどこからDVを学んでくるのだろうか。
DVの本質は暴力行為そのものでなく「日常化した力と支配の主従関係」にある。
妻が「奴隷化」することである。
さらに相手が言うことをきかなければ叩いていいという「暴力容認意識」。
これらの歪んだ価値観は社会のそこかしこにある。
父親と母親、親と子供、上司と部下、教師と生徒、部活の先輩と後輩等。
そう考えるとDV加害者も社会からの被害者であるかもしれない。
しかし、加害行為は複数の選択肢から選んだ彼らの責任である。
DVの問題は、個人の問題でなく、社会全体の問題として捕らえたい。
ステップの加害者プログラムで連鎖を立ちきりたいと中学三年生の男子生徒が訪れ、プログラムに通ったケースを紹介したい。
父親が母親にDVをふるい、母親が彼を虐待し、彼が妹に虐待をしていた。更に学校でもいじめのリーダーとなっていた。
父親がプログラムに参加してDVが改善して家族に笑顔が戻り、彼もどうしたら虐待やいじめをやめられるのかと通い始め4ヶ月ほどで虐待やいじめから解放された。
連鎖を立ちきりたいと気づき、行動に移した彼に拍手を送りたい。
このケースに見られるようにDVの連鎖を断ち切るためには、DVだと気づいた夫たちが支配することを止めて「互いを尊重する関係」の素晴らしさを身を持って子供たちに伝えることがDV根絶の大きな力になると信じている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いのちのことば社が発行している小冊子、「いのちのことば」の巻頭言 「時代を見る眼」に「加害者と生きる社会」を3回シリーズで理事長が寄稿してます。2月号に「負の連鎖を断ち切るには」が掲載されました。
「負の連鎖を断ち切るには」 栗原加代美
DV加害者更生プログラムを始めて3年になる。
相談に見えるDV被害者の妻たちの半数以上が抑うつ状態にある。
自傷行為を繰り返し、自殺を考える人も多い。
愛を誓い合い、子供までもうけた夫から叩かれ、無視され、「おまえは能なしだ、妻失格だ、母親失格だ、死ね」と怒鳴られ、自分も夫も信じられなくなる。
自分が悪いから夫がなぐるのだと自分を責める。
夫におびえ、自分の意見が言えなくなり、離婚を決断して逃げる妻も多い。
これが夫からDVを振るわれた妻たちの実態である。
このような妻たちが夫に変わってほしい、自分にできることはあるのかと悲痛な叫びと共に加害者プログラムに相談に訪れる。
そして夫が変わることを忍耐してひたすら待つ。
その中のあるものはDVを受けたストレスを子供に虐待という形でぶっつける。
虐待された子供は学校で友人にいじめという形であたる。
それでは大元のDVを振るう夫たちはどこからDVを学んでくるのだろうか。
DVの本質は暴力行為そのものでなく「日常化した力と支配の主従関係」にある。
妻が「奴隷化」することである。
さらに相手が言うことをきかなければ叩いていいという「暴力容認意識」。
これらの歪んだ価値観は社会のそこかしこにある。
父親と母親、親と子供、上司と部下、教師と生徒、部活の先輩と後輩等。
そう考えるとDV加害者も社会からの被害者であるかもしれない。
しかし、加害行為は複数の選択肢から選んだ彼らの責任である。
DVの問題は、個人の問題でなく、社会全体の問題として捕らえたい。
ステップの加害者プログラムで連鎖を立ちきりたいと中学三年生の男子生徒が訪れ、プログラムに通ったケースを紹介したい。
父親が母親にDVをふるい、母親が彼を虐待し、彼が妹に虐待をしていた。更に学校でもいじめのリーダーとなっていた。
父親がプログラムに参加してDVが改善して家族に笑顔が戻り、彼もどうしたら虐待やいじめをやめられるのかと通い始め4ヶ月ほどで虐待やいじめから解放された。
連鎖を立ちきりたいと気づき、行動に移した彼に拍手を送りたい。
このケースに見られるようにDVの連鎖を断ち切るためには、DVだと気づいた夫たちが支配することを止めて「互いを尊重する関係」の素晴らしさを身を持って子供たちに伝えることがDV根絶の大きな力になると信じている。

#
by npo-step
| 2023-01-26 10:29
| これからの活動予定
1月23日、TBS.TVの「ひるおび」「福岡.博多、女性刺殺事件から一週間」の番組にステップ理事長が出演しました。(以下番組の内容です)
番組の中で理事長はストーカーは加害者が変わらないと解決はない。
加害者に警察から接近禁止命令が出されても、被害者には警察が被害状況など定期的に聞き取りは行っても、加害者には警察による監視や聞き取りなどは基本的にない状態です。そのため
2021年11月、北九州の女性は禁止命令12日後に殺害
2022年12月福岡.春日市では翌日刺される
など多発して現行のストーカー規制法では限界があります。
ストーカー被害者を守るだけでなく、並行して加害者の更生、意識を変える、感情や思考のゆがみをコントロールする専門のプログラムが必要です。
ステップでは、2011年からストーカーやDV加害者を対象としたプログラムを開始し、現在毎週150名前後の加害者が9クラスに分かれてグループワークを行ってます。これまで1500人位の加害者が参加して8割が更生してます。
ある参加者は親しいと思っていた女性にストーカー行為を繰返し2度も逮捕されました。自分は不幸なのになんで相手は幸せなのか。なんで自分はこんな目に会わなくちゃいけないのと思い、強制的に仲直りしたいと接近、そして・・、
ステップのグループワークの学びの目標は、
1.アンガーマネジメント(怒りのコントロール)
2.相手に思いやりをもって接する
3.いかに自分が幸せになるか
「自分本位」の考えから「相手を尊重する」という考え方に変化して、思考のゆがみを矯正していく。
人間関係を変えるのに、圧力や恐怖では人は変わらないと学んでいきます。
プラスの思考で感情をコントロールして「依存したい、支配したい」という考え方を変えていくことが重要です。
#
by npo-step
| 2023-01-24 16:43
| これからの活動予定
ステップが更生プログラムを初めて12年目になります。
その活動内容が本として出版される事になりました。
著者は20年以上DV被害者・加害者に関わってきた、ステップ理事長・栗原加代美です。
その活動内容が本として出版される事になりました。
著者は20年以上DV被害者・加害者に関わってきた、ステップ理事長・栗原加代美です。
本の題名は「DVはなおせる」出版社は「さくら舎」9月10日に全国の書店から発売されました。
是非お求め頂きまして、ご感想をお寄せください。
是非お求め頂きまして、ご感想をお寄せください。
目次
プロローグ ~DVはやめられる~
第1章 あなたの夫婦関係がよくない原因はDV?
第2章 なぜDVは生まれるのか――加害者の実態
第3章 なぜDVから逃げられないのか――被害者の状況
第4章 DVをなおすプログラムの基本
第5章 パートナーといい関係を築く方法 (248P)
著者の言葉
DV被害者保護シェルターの運営を通して、私は「逃げなさい、別れなさい」では解決しない、
被害根絶のためには加害者を減らす取り組みが必要だと強く思いました。
被害根絶のためには加害者を減らす取り組みが必要だと強く思いました。
「逃げるか、別れるか」という選択肢に、
もうひとつ「加害者に変わってもらう」という選択肢を加えたいと考えたのです。
もうひとつ「加害者に変わってもらう」という選択肢を加えたいと考えたのです。
加害者がDVをやめれば、ともに築き上げてきた家庭を失わなくてすみます。
加害者が変わることは、被害者のためでもあり、加害者自身のためでもあります。
#
by npo-step
| 2022-12-29 14:00
| 出版書籍のご案内