ステップの活動が、神奈川新聞「時流自流」に紹介されました。




神奈川新聞の許可を得て記事を掲載しています。サムネールをクリックするとPDFが開きます。


NPO法人ステップは、神奈川県内で
DV加害者更正プログラムを運営している非営利活動法人です。

by npo-step | 2011-11-27 00:37 |  これまでの活動

負の連鎖断ち切れ

神奈川新聞、かながわ時流・自流「負の連鎖断ち切れ」 
  2011年11月19日・掲載 (掲載許可済み)

 9割以上が抑うつ状態にある。自傷行為を繰り返し、自殺を考える人も多い。男性全般が怖くなり電車に乗れず遠くまで外出できない。スーツなど夫と同じ服装をしている男性を見るだけで震えてしまう…。

 運営する中期シェルター(3~6カ月滞在できる一時保護施設)に駆け込んでくる、DV(ドメスティックバイオレンス、配偶者からの暴力)被害者の実態だ。たとえ体に傷がなくても、全員が心に深く大きな傷を負い、回復には長い時間を要する。「体の傷はいずれ治っても、心の傷はずっと消えない」。ある被害者の言葉が、今も忘れられない。「DVは人権侵害であり、魂の“殺人”なんです」

 しかし、一般的には「DV=身体的暴力」、つまり「殴られていなければDVではない」とのイメージが強い。言葉で相手を傷つける「精神的暴力」や、外出させないといった自由を奪う「社会的暴力」は認知度が低い。そのギャップも、事態を深刻にさせている一因という。

■DVの本質とは何なのか。それは暴力そのものではなく、「日常化した力と支配の関係」だという。優位に立つ夫が、妻を思う通りにコントロールしようとする。従わなければ、「暴力」を使ってでも。

 あるいは「妻になじられた仕返し」との反論もあるかもしれない。だが「きっかけが何であれ、暴力は複数の選択肢から本人が選んだ結果。だから加害行為は、百パーセント加害者の責任」。被害者の苦しみに寄り添ってきたからこそ、厳しい言葉を向ける。

 ただ「生まれながらの加害者はいない」とも。上司と部下、医師と患者、教師と生徒…。大声で相手を罵倒しても許されるような上下関係のモデルは、社会のそこかしこにある。

 最も影響力を及ぼすモデルが、自身の両親や親子の関係だ。強権的な夫や父に、妻や子は逆らえない。暴力を振るわれても、当然だと受け止める。そんな「暴力容認」の社会風潮と、「女性は男性に従って当たり前」という「ジェンダー・バイアス」(社会的・文化的な性差別や偏見)が重なった環境で、長い時間をかけて加害者が学んだ結果なのだ。

 「加害者も実は、社会からの被害者でもある」

■「加害者も被害者」とは、少し加害者を擁護しすぎた意見かもしれない。しかしそれは、ことし4月に加害者の更生プログラムを始めたからこそ見えてきた、DVの隠れた一面だ。

 活動が被害者支援だけだった当時の加害者像は「漠然と強くて怖い存在」だった。だが加害者の多くは、妻に離婚を突き付けられたり、逃げられたりして初めて、自身の加害行為に気付く。「父の母への接し方と同じように妻にしていただけなのに」と涙を浮かべる加害者に、哀れみすら感じることもある。

 誤っているのは人格ではなく、価値観。要因が社会に内在する以上、「誰もが加害者になり得る」と警鐘を鳴らす。一方で、こうも強調する。「同じ社会で育ってもDVを起こさない人はいる。暴力を社会や環境のせいにするのはひきょう」。更生プログラムは「自分が変わることが責任を取ること」との姿勢を鮮明にしている。

 若い被害女性には意外にも、「男尊女卑」の意識が強いと感じている。それが男性の暴力を助長している側面があるのも事実。「そういう親の姿を見ているからでしょう」

 負の世代間連鎖を断ち切るためにも、親世代には「夫婦の良いモデルを見せて」と呼び掛ける。「互いを尊重し、共感し合う関係」の素晴らしさを、身をもって子どもに伝えること。それが、DV根絶の大きな力になる。そう信じている。

◆DV被害の実態 県配偶者暴力相談支援センターによると、2010年度に寄せられた相談は6040件で、06年度に比べ26.5%増。県警が10年に110番通報などで認知したDV事案は2505件と、06年比60.7%増で、被害防止のための「援助」も766件に上る。11月25日の「女性に対する暴力撤廃国際日」に合わせ、毎年11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間に定められている。

◆くりはら・かよみ DVシェルターを運営する「ステップ」に、発足の2003年から参加。07年から理事長を務める。DV防止のため、一般向けだけでなく中高生への講演活動も積極的に行っている。横浜市緑区。65歳。「ステップ」の問い合わせは電話080(5530)8047。
by npo-step | 2011-11-19 11:05 |   メディア・掲載、紹介

昭島市で開かれました、DV講演会(セミナー)に対して、
出席された方から感想文を頂きましたのでご紹介します。

昨日は遠いところまで、お越し下さり、
また素晴らしいセミナーを本当にどうもありがとうございました。
市の職員も、みな「たいへんよかった」と感動していました。

知らず知らずにジェンダー・バイアスで物をみていることを、
歌や漫画などを通して実感できたことや、
なかでも、寸劇がとても分かりやすくてよかったと評判でした。
今までにないDVセミナーだと絶賛でした。

このようなセミナーを、若い世代、高校生などに
たくさんしていけたらという声がたくさんあがりました。
若いうちに芽をつむことが大事だと感じたようです。

また、お二方の体験談には、たいへん強い衝撃と感銘を受けたようです。
こんな現実があるということを初めて知ったとのことです。
前向きに生きておられるお二人の姿に感動していました。

私も個人的に、涙をこらえながら拝聴させていただき、
あまりにも感動してしまってしばらく言葉を失いました。

私も改めて、自分にできることを少しづつでもやっていこうと
いう気にさせていただきました。
たくさんの元気と勇気をいただいたように思います。
本当にありがとうございました。



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by npo-step | 2011-11-17 23:16 |   セミナー参加者の声

昭島市で、「DVを考える」 講座を開催致します。

 ~被害者にも加害者にもならないために~

    DVの要因を考えます。



DVは、特別な人にだけなるのではなく、

誰もが被害者、加害者になり得るのです。

そのための知識を学び、

DVについての理解を深める講座です。



日 時 2011年11月15日(火) PM1:30~3:30

場 所 昭島市保健福祉センター

主 催 昭島市

講 師、ステップ 理事長・栗原加代美


クリックするとチラシ(PDF)が表示されます


講座は修了致しました



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by npo-step | 2011-11-15 23:50 |  これまでの活動

反復の「学び」重要に

暴力は100パーセント加害者の責任

今日の神奈川新聞・特集記事(中)のタイトルです。


昨日から、女性・人権支援センター ステップで行っている、

DV加害者更正プログラムの活動内容が

神奈川新聞に掲載されておりますので、紹介します。


今日は「変化」と題した内容です。

DVは誤った価値観に根ざした行為だからこそ、

反復による「学び」が重要になる。


グループワークでは、「そこに気づけたのは素晴らしい」など

参加者の変化を積極的に認めるような手法を取り入れている。


神奈川新聞の許可を得て掲載しています。サムネールをクリックするとPDFファイルが開きます。





「人は、認められることで変わる。

北風より太陽です。」



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DV加害者更正プログラムを運営している非営利団体です。

by npo-step | 2011-11-10 23:04 |  これまでの活動

11月9日から3日間、
神奈川新聞にNPO法人 女性・人権支援センター ステップの
DV加害者更正プログラムの活動内容が紹介されます。

  題は  『加害の真実 ―DV更正プログラムから― 』  で、上中下の3回です。

11月9日は、「転機」と題した内容で、DV加害者の実体が記事になってます。

「自覚なく振るう暴力」
「言い返さぬ妻。自分の正しさを理解していると思った。」
特集記事のタイトルです。

2名のDV加害者プログラム参加者が、グループワークを進める様子を通して、
DVには身体的暴力だけではなく言葉の暴力をはじめとする精神的な暴力も
含まれていることや、DVは暴力で相手を支配しようとするゆがんだ価値観であること、
加害者は無自覚であることなどが書かれています。

11月9日の記事で、最後に記者は、

  「時間をかけて『相手を尊重し合う関係』を学び直していく
   『加害者更正プログラム』。
   DVは克服できるのか。
   加害の実態とともに、その取り組みを報告する。」

と結んでいます。




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by npo-step | 2011-11-10 09:19 |  これまでの活動

「自覚なく振るう暴力」
言い返さぬ妻。自分の正しさを理解していると思った。
11月9日、神奈川新聞の特集記事のタイトルです。

9日から3日間、神奈川新聞に
NPO法人 女性・人権支援センター ステップの
DV加害者更正プログラムの活動内容が紹介されました。

今日は「転機」と題した内容で、DV加害者の実体が記事になってます。


神奈川新聞の許可を得て掲載しています。サムネールをクリックするとPDFファイルが開きます。




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by npo-step | 2011-11-09 23:07 |  これまでの活動